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アメリカ中北部の大都市『シカゴ』にあるボトリング業者『オリジナル・グロームス社』から発売されているバーボンウイスキー【オールド グロームス １２年】のバレルプルーフ。
ケンタッキー州フランクフォートにある『ジム・ビーム蒸留所』で蒸留された長期熟成用の出来の良い原酒を樽ごと購入し、シカゴやその周辺の人たちの嗜好に合うようにシカゴで独自に熟成。特に冬場には寒風が強く吹く『ウィンディー・コーナー』と呼ばれる独特の風土により、ケンタッキー州とは違った熟成感を生み出しているのが大きな特徴です。
この【オールド グロームス １２年 バレルプルーフ】は、１２年間樽熟成させた後にボトリング・出荷されるのですが、特に出来の良い原酒を厳選して、水等で希釈せずに、そのままボトリング。
一口目を口に含むと、アルコール度数１２１プルーフ（６０．５度）のため辛く感じますが実は甘口で、口の中に実にフルーティーな香りが広がります。味に深みがあり、舌の両脇に渋みが残るのも特徴で、かなりハードボイルド。胃に流し込んだ後も長時間香りが楽しめ、大人のバーボンウイスキーといった印象です。
ゆっくりと熟成している感じがあり、一般的なバーボンウイスキーよりも洗練されていて、きめが細かい感じ。味わいに高級感が感じられます。
時間に余裕がある時にゆっくりと・・・特徴を最大限に愉しむためには、やはりストレートかロックで味わいたいですね。