| 【ジャック ダニエル】 | 《JACK DANIEL’S》 |
アルコール度数 | 80プルーフ | 内容量 | 700ml | 希望小売価格 | 3,580円 | 輸入代理店 | サントリー |
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アメリカ連邦アルコール法に規定されたバーボンウイスキーの原料や製造方法の中に、『ケンタッキー州で造らなければならない』という規定があります。 つまりバーボンウイスキーと同じ原料、同じ製造方法で造られても、他の州で造られたウイスキーはバーボンウイスキーとは名乗れないのです。 よくバーボンウイスキーと混同されるウイスキーに、【ジャック ダニエル】があります。 【ジャック ダニエル】の原料、及び製造方法は、ほとんどバーボンウイスキーと変わりませんが、テネシー州で造られるためにテネシーウイスキー呼ばれます。 テネシーウイスキーは、連邦アルコール法により『テネシー州産のサトウカエデを燃やしてできた木炭でろ過しなければならない』『テネシー州で造らなければならない』という規定が追加されます。アメリカ連邦のこういった厳しい規定が、今も変わらないウイスキーを守り続けているんですね。
テネシーウイスキーは数種類ありますが、やはり【ジャック ダニエル】 が、日本では最も有名なテネシーウイスキーではないでしょうか?
バーボンウイスキーとほぼ同じ過程を経て蒸留された【ジャック ダニエル】の原酒は、高さ約5メートルにも及ぶ『メローイング槽』と呼ばれる『ろ過槽』に1滴1滴たらされ、10日間ほどの長い時間をかけて『ろ過』されます。『メローイング槽』の中には、良質のサトウカエデの木炭を粉砕したものが『ろ過材』として入っており、その中を原酒が通過する事により、原酒に含まれている悪い成分や雑味が取り除かれ、なめらかでまろやかな原酒に生まれ変わります。その後水によって希釈され、110プルーフ(55度)に調整されて樽熟成。マスターディスティラーのテイスティングにより、熟成庫内での調整が行なわれ、最終的に80プルーフ(40度)に調整されて、出荷されます。 昔ながらの製造方法と、こだわりを守り続けている【ジャック ダニエル】 スムーズな口当たりとまろやかさ、そして華やかな香りが、最も有名なテネシーウイスキーである【ジャック ダニエル】の特徴であり、魅力なのでしょう。
『1866年テネシー州リンチバーグで、ジャック ダニエル氏によって創られました。原料、蒸溜法はバーボンと変わりませんが、『チャコールメローイング』というサトウカエデの木炭で一滴一滴濾過する独特の工程を経てから、樽熟成させます。それによって、ジャック・ダニエルならではのスムーズでなめらかな味わいが生まれるのです。テネシー・ウイスキーの代名詞として、今も創業当時の製法をかたくなに守り続けています。』・・・公式HPより。
惜しみない長い時間をかけて造られた【ジャック ダニエル】 昔ながらの製造方法をかたくなに守っているそのこだわりを感じながら、ゆっくりと味わいたいテネシーウイスキーです。 バーボンとは?・・・バーボン豆知識⇒ バーボン掲示板へ⇒ |