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シングルバレルバーボンの代表とも言えるバーボン【ブラントン】 シングルバレルとは、厳選された「ひとつの樽」のみから取り出された原酒をボトリングしたもの。 この【ブラントン】は出荷の際、純水によって希釈されて度数調整が行なわれてからボトリングされますが、それでもだいたいひとつの樽から『260本程度』しか造られない、非常に貴重なバーボンです。 酒名は、バーボン造りの名人と謳われた《アルバート・ブラントン》氏から付けられた記念のネーミング。その《アルバート・ブラントン》氏の愛弟子である《エルマー・T・リー》氏によって、開発が行なわれました。 《アルバート・ブラントン》氏の技法を伝授した《エルマー・T・リー》氏は、さらに美味しいバーボンを造るために日夜研究を重ねていました。 そしてある日、同社の造るバーボンウイスキー【エンシェント エイジ】を熟成している樽の中のひとつの樽の原酒が、非常に良く熟成しているのを偶然発見。そこは、年間を通して温度変化が少ない場所にあるウエアハウス(熟成庫)で、これにより『夏冬の温度のバランスが均一化した状態のほうが良いバーボンが生まれる環境』だという事を発見しました。 現在その場所は『H倉庫』として【ブラントン】の原酒が熟成され、冬にはヒーターを入れてさらなる温度管理がされています。 原酒の樽は、現在のマスターディスティラーであり、開発者《エルマー・T・リー》氏の弟子であった《ゲーリー・R・ゲーハート》氏により試飲され、最高の状態を見計らってボトリングされ、出荷されます。バーボンは熟成年数にとらわれませんが、だいたい8年ものの原酒が選ばれています。 写真(上)の【ブラントン】がスタンダードで、アルコール度数は93プルーフ(46.5度)。 飲みやすく、まろやかなブランデーのような香りと味わいが特徴です。 金額も抑えてあり、比較的手軽に楽しめるシングルバレルバーボンです。 『アルコール度数は40.0%。味わい、香りはブラントンそのままに、より多くの方々に愉しんで頂けるようややマイルドに仕上げてあるシングルバレルバーボン。』・・・公式HPより。
ボトルキャップを飾る『お馬さん』は現在8種類のポーズがあり、小さい文字で書かれたアルファベットを【BLANTONS】と並べると、連続写真のようなポーズが完成します。 ちなみに写真のこれが、人気の『ガッツポーズ』 そんな遊び心に心を躍らせ、充実した週末に、ちょっと贅沢なプレミアムバーボンはいかがでしょうか? ちなみに『エンシェント・エイジ蒸留所』は、1999年に『バッファロートレース蒸留所』と名前を変え、現在はそこで生産が行われています。
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